心理, 批評, 日々のこと, 言葉 下田逸郎、唄、早く抱いて、歌、火口の二人、真我、自我、電磁体 早く抱いてという詩を読んで聞いて思うこと 2024年3月14日 さて、冒頭の詩。「早く抱いて」は自我が語る言葉だと感じる。自我が真我に囁くなめらかで繊細な誘惑であり、自我の消え去るときの静寂で終わる一篇の詩であろう。ただし、これは、わたしの感じ方であって、作詞された下田逸郎さんがそういう意図で紡がれたものではないかも知れない。しかし、芸術とはそうしたものである。作者の意図しない見方を大勢の人がしてしまう。そこに一つの普遍性が生まれ、時代を超えて、人々の心に何億種もの振動を与えるのだろうと思う。
健康, 日々のこと, 日記, 言葉 春夏秋冬、氣、泉谷しげる、膵臓癌 この世から消える準備はできている 2023年6月12日 氣が失せている。 きっかけは、長電話。総合病院に入院した男からの電話。通話時間は90分。彼は4回ワクチンを射っ…
この世のこと, 日々のこと, 日記, 言葉 アフィリ、トマトジュース、嘘、言葉 ブリキの宝箱にそっと隠すわたしの創った言葉 2023年3月7日 最近変なことがある。 窓を締め切った車で女性の横を静かに通り抜けると、コロンのいい香りがしたり、寝ているときにいきなり煙の匂いがして、飛び起きたりと。嗅覚が、違う世界の香りを感知する。まぁ、以前から、私の知覚は明らかに他の人とは違うんだけれどね。平行世界から、香りが漏れ始めたのかな。
心理, 日々のこと, 日記, 言葉 夢、現、現実、電磁体 月曜日に気づいた背中のひっかき傷 2022年6月20日 わたしは、見ている。 それ以上でもそれ以下でもない。 見ているというのは一種の体験だろうと思う。 何もしないという意味ではない。 知らないことは何でも試してみる。 言いたいことがあれば、何処であろうが、相手が誰であろうが、言う。 そんな「氣」は伝わるのだろう。 わたしに男友達はいない。 でも、わたしは見ている存在だ。
日々のこと, 日記, 言葉 仰げば尊し、卒業 卒業した君たちに贈る仰げば尊し 2022年3月31日 卒業した君たちへ。君たちの学校生活は愉しくなかったかもしれない。いや、嫌悪すべきものだったかもしれない。 でも…
日々のこと, 日記, 言葉 倍賞千恵子、早春賦、春 今ぞ聞くこの早春賦 2022年3月30日 心なだらかに、空を見て佇むに、春はそっとわたしに降ってくる。 それだけでいい。 それだけでいい。 他所に何を求めるぞ。
この世のこと, 日々のこと, 言葉 ら抜き、ら抜き言葉 ら抜き言葉など存在しない 2022年3月2日 これは2014年に私が書いた文章である。 1.ら抜き言葉の仕組み 最近、「ら抜き言葉」は間違っていると世間は言…
日々のこと, 言葉 日本国語大辞典、日本語、辞典 国語辞典は文化を引き継ぎ続けていく使命を持っている 2021年8月28日 近来、外国語、あるいは外国の文化に接する人々の層が広がるにつれて、わが民族の歴史、民族のことばを振り返って考えようとする気運が高まりつつつある。一方、国際社会に活躍する日本を、また日本民族を知ろうとする外国人も急速に増大した。今や、本格的な国語辞典の出現は、時代の要請するころである。
日々のこと, 日記, 言葉 decency、孤悲、恋、愛、戀 愛なんていう得体の知れない言葉は理解できない。 2021年8月4日 戀は孤悲である。 「人、土地、植物、季節などを思い慕うこと。めでいつくしむこと。」 目の前にない対象を求め慕う心情をいうが、その気持の裏側には、求める対象と共にいないことの悲しさや一人でいることの寂しさがある。その点、「万葉」で多用された「孤悲」という表記は漢籍の影響も指摘されてはいるが、当時の解釈をよく表わしている。