いったい今日は何日なんだ?
思えば、競輪のHPとして1997年に始めたこのブログが大きく舵を切ったのは、Sars-Cov-2という大嘘が流布し始めたからかも知れない。古いページはhttps://shibugaki.jp/bottom/index.htmlに置いてある。

あれから26年が過ぎた。驚いてしまう。飽きやすいという資質を持っているわたしが、26年も言葉を紡ぎ続けているのだから。時代は変化した。わたしは殆どテレビを見なくなり、ネットではAIが画像を作る時代になってしまった。

四半世紀の間に、父が死に、母が死に、兄が死んだ。育った家にいた人がみんないなくなった。よくもまあわたしが生きていられるものだ、と思う。

わたしは夢を見ている。

わたしには0歳の記憶がある。目の前にある母の乳房の映像を今も覚えている。
小学校4年生の頃まで、わたしは二人いた。體を司るわたしと、體を後頭部の斜め45度上あたりから見ているわたし。わたしは母に尋ねた。どちらが本当のわたしなのかを。しかし、母は何も答えなかった。いや、本当は何か言葉を返してくれたのかも知れない。しかし、わたしの記憶からはその言葉は完全に消え去っている。

近年になり、町内の街灯は言うに及ばず、新しく発売される車の燈火類までLEDになり、シェ臭が立ちこめるスーパーに入ると眩しくて仕様がない。セルフレジというものが並んでいるが、わたしは店員に言って、有人のレジを開けさせる。すると、後ろにお年寄りが並ぶ。お年寄りはセルフレジが苦手だろう。それにしても買い物客に自分で計算させるものかね。

「ちがうぞ」と不意に思う。
「かえろかな」と口ずさむ。
今度はどこで目を開くのか。
まさか三毛猫ではあるまいに。

三毛猫はすべて雌だそうだ。
(ネットで拾った画像だが誰が撮影したのか分からない)

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