どうにも、世の中が騒がしい皐月。
月はどんどん北に沈み始めている。
Sars-CoV-2は存在しない。したがってそれに付随する出来事は全てまやかしである。
ロシアとウクライナについて、ラジオでもウクライナよりのニュースばかり流れる。
そんなもの、信じはしない。
散歩をしていて、写真を一枚撮る。
これは苔の一種かな。
植物は逞しい。そして、ぶれない。
見習いたいものだと思う。
どのみち、わたしが、創り出した幻想であるが、幻想でありながら、真我を映し出していたりもする。
意識の焦点をどこに持っていくか。
大事なことだと思う。
なにと共振するか。そのことを常に意識する日々。
美しいものを見たい。
川沿いの土手を歩く人は全員マスクをしている。
もう、自分を放棄しているとしか言いようがない。
世界が違うのである。
庭ではえんどう豆が次々と実をつける。
無農薬、無肥料のうえに、雑草も引かない。
植物は植物と話をしている。
彼らの好きにしたらいい。
このえんどう豆は強烈に美味しい。
いうならば、微生物の命の香りと味を感じるのである。
スーパーの豆は買えない。
町内の街灯がLEDに交換されてから、夜間に虫が飛ばなくなった。
これも、幻想であるが、寂しいことに変わりはない。
わたしが、最後の呼気を吐き出して、この體を離れるのはいつのことになるのだろう。
そんなことを思う春の幻想夜。