博打とは、小さな損失を積み重ねていくことをなんの感情の揺らぎもなく受け入れ続ける作業である。ただ、厄介なのは、集中していると、次の目が分かることがあるということだ。これがいいことなのか、墓穴へとつながるものなのか、体験してみてほしい。
博打の負け方3
ルーレットにおけるマーチンゲールはテーブルリミットがあるから勝てない。では、モンテカルロ法やココモ法ならどうなのだろう。ココモ法が簡単だから考えてみる。
博打の負け方2
ルーレットは完全独立事象で前回の結果が次回の結果に何の影響も与えない。ベット金額の上限と下限の限界値をテーブルリミットと呼び、ネットでは最低賭金1ドル上限が500ドルくらいか。
博打の負け方
「ツキに乗って」というと、最近の小僧はツキなどないという。なら博打などやめろといってやる。
ツキとは確率の偏りのことである。あるに決まっている。
バンカーとプレーヤーは分からない
博打は損小利大だが、色々な考え方がある。キャンセリングシステムを使うか、プログレッシブシステムを使うか。キャンセリングシステムは負けている分を張りで取り返すので分かりやすいが、プログレッシブシステムは買った時に賭け金を増やしていくので、すぐにピンとは来ない。
ルーレットのダズンベットの難しさ
もしも、あなたが、カジノのルーレットでダズンベットを始めるとしよう。
「1st12」か 「2nd12」 もしくは「3rd12」に賭けるやり方だ。いずれも12/37の確率だから、モンテカルロ法で簡単に勝てると思う。
しかし、確率には偏りがある。
プログレッシブシステムは損小利大を実現する
ホノルルシステムというシステムベット方法がある。配当が2倍の時に使う方法だ。このシステムは勝てば1-3-5とベット数を増やしていく賭け方だ。
FXで利益を出す方法
ひとつめは、損切りが当たり前だと割り切り、同じパターンでチャレンジし続ける。損失と利益の比率は高いほどよい。例えば、ダブルトップと思われるところで売り続ける。たいていはダブルトップを上抜けて自分が投げ捨ててから下げる。しかし、何回かに一度は丁度ダブルトップで反発するので、その時に利益を伸ばす。典型的損小利大。ブラックジャックでプログレッシブシステムを使う光景が思い浮かぶ。
31システムの秘密
31システムは、マーチンゲールを分解したようなものなのである。つまり、「1・2・4・8・16」とマーチンしていく過程で、連勝を前提にしてしまえば、ベット金額の増加が少なくて済むということだ。「1・2・4・8・16」の合計は「31」なのである。