クエン酸回路

クエン酸は乳酸を制御する

クエン酸ナトリウムやクエン酸カリウムはクエン酸回路で重炭酸塩となる。 重炭酸塩は陰イオン(HCO3-)であり、ナトリウムと結合して、重炭酸ナトリウム(NaHCO3)となり、血液のPHレベルを正常に保つ。重炭酸ナトリウムの点滴はアシドーシスを補正し、さらにめまいを抑制することが経験則として知られている。

夏休みの作文

先生はそんなおじいちゃんとおばあちゃんの日常のこともよく知っていた。でも、おじいちゃんもおばあちゃんも何の薬も飲んでいなかった。少しずつ身体が衰え、眠るように死んでいった。おじいちゃん、ありがとう。おばあちゃん、ありがとう。先生、ありがとう。

電話のベルが鳴る。電話のベルが鳴る。

夏の夜の風をいっぱいに受けながら、わたしは車を走らせていた。 彼女は外泊はおろか、外出さえも許されていなかった。 上着の内ポケットに入れた彼女の写真。 終わることのない道。 頭の中で電話のベルが鳴る。 そして、電話のベルが鳴る。

夢を見続けて疲れる日々

昨晩は、次元を超える箱に乗る夢を見た。箱の内部はまるで家のようで、キッチンもあった。ただ、窓から外を眺めると、外は大量の水。水の上を半ば潜水艦のように箱は進んでいるのだ。お弁当が配られた。私はそれを美味しくいただいたけれど、窓から見える水の勢いは緩まなかった。

神様だけがご存じの『なぜ?』

世界とはな、自己が時間と空間との間に投射した幻(まぼろし)じゃ。自己が死ねば世界は消滅しますわい。自己が死んでも世界が残るなどとは、俗も俗、はなはだしい謬見(びゅうけん)じゃ。世界が消えても、正体の判(わか)らぬ・この不思議な自己というやつこそ、依然として続くじゃろうよ。

私の中には女性が存在する

女性の所作に美しさを感じる自分がいる。そして私は男性を基本的に嫌悪する。嫌悪するわけは、男性は社会に洗脳され迎合することが多いと感じるからだ。自分ではそう思っている。まして男性に抱かれたいなどとは一切思わないし、男と群れるのも嫌いだ。 しかし、少年期の我がヰタ・セクスアリスは、女性として破壊される性を願望していたことを思い出した。やはり、私の中には女性がいる。