小品, 心理, 日々のこと BDSM、ベル、拘束、縄、電話 電話のベルが鳴る。電話のベルが鳴る。 2020年6月9日 夏の夜の風をいっぱいに受けながら、わたしは車を走らせていた。 彼女は外泊はおろか、外出さえも許されていなかった。 上着の内ポケットに入れた彼女の写真。 終わることのない道。 頭の中で電話のベルが鳴る。 そして、電話のベルが鳴る。