少し、日本シリーズの話を留め置く。わたしはヤクルトの石川投手が好きなので、ヤクルト目線の文章になるだろうが、勘弁していただきたい。あっ。オリックスの山本投手も好きである。データはhttps://npb.jp/nippons/2022/より引用させていただきました。

2022年10月22日(土)神 宮

【SMBC日本シリーズ】 東京ヤクルトスワローズ vs オリックス・バファローズ 第1戦

【試合終了】 ◇開始 18時35分 ◇試合時間 3時間48分 ◇入場者 29,402人

 123456789HE
オリックス・バファローズ0200000103102
東京ヤクルトスワローズ20110001x5100

球審:津川 、塁審(一):深谷 、塁審(二):川口 、塁審(三):土山 、線審(左):福家 、線審(右):市川

【勝投手】小川(1勝0敗)
【敗投手】山本(0勝1敗)
【セーブ】マクガフ(1セ)

バッテリー

【オリックス】山本比嘉本田阿部平野佳 ‐ 若月
【東京ヤクルト】小川木澤田口清水マクガフ ‐ 中村

第一戦は特になし。山田のバッティングが体をなしていない。



2022年10月23日(日)神 宮

【SMBC日本シリーズ】 東京ヤクルトスワローズ vs オリックス・バファローズ 第2戦

【試合終了】 ◇開始 18時04分 ◇試合時間 5時間3分 ◇入場者 29,410人

 123456789101112HE
オリックス・バファローズ0020100000003130
東京ヤクルトスワローズ0000000030003121

球審:土山 、塁審(一):川口 、塁審(二):福家 、塁審(三):市川 、線審(左):本田 、線審(右):深谷

バッテリー

【オリックス】山﨑福山﨑颯宇田川ワゲスパック阿部本田比嘉近藤 ‐ 伏見
【東京ヤクルト】サイスニード大西石山今野マクガフ清水田口木澤 ‐ 中村

本塁打

【オリックス】
【東京ヤクルト】内山壮 1号(9回3ラン 阿部

第2戦。ヤクルト内山のラツキーパンチで引き分け。



2022年10月25日(火)京セラD大阪

【SMBC日本シリーズ】 オリックス・バファローズ vs 東京ヤクルトスワローズ 第3戦

【試合終了】 ◇開始 18時36分 ◇試合時間 3時間28分 ◇入場者 33,098人

 123456789HE
東京ヤクルトスワローズ0000301037110
オリックス・バファローズ000000001181

球審:市川 、塁審(一):福家 、塁審(二):本田 、塁審(三):深谷 、線審(左):津川 、線審(右):川口

【勝投手】高橋(1勝0敗)
【敗投手】宮城(0勝1敗)

バッテリー

【東京ヤクルト】高橋石山清水久保小澤 ‐ 中村
【オリックス】宮城比嘉竹安近藤本田 ‐ 伏見

本塁打

【東京ヤクルト】山田 1号(5回3ラン 宮城
【オリックス】

第3戦 ヤクルト高橋投手の気合勝ち。
しかし、この試合で、高津監督は9回に小澤投手を登板させた。スコアは7-0でヤクルトがリードしている。これは勝負というものが分かっていない采配だと思う。小澤投手は今シーズン10試合に登板、2勝1負、投球回数46,被安打48,被本塁打4,失点21,防御率4.11。懸命に投げたが、3連打で1失点を失う。高津監督にしてみれば、この1失点で失うものは多大すぎた。勝ち負けは時の運だが、この9回は徹底的にオリックスを叩き潰すチャンスだった。わたしなら、マクガフを出したかもしれない。(いつも野球を見ているわけではないので、ヤクルトの他のピッチャーのことを私はよく知らない)


オリックスの選手に「もうヤクルトとはやりたくない」と思わせる絶好の機会だったのだ。その機会をみすみす手放したこの采配はミスである。

「勝ち将棋鬼の如し」という。ヤクルトはこの9回で鬼になるチャンスを逃してしまったのだ。戦国時代の武将は敵の大将の首を取り、その子どもも殺したという。生かしておいては、いつか、自分が返り討ちに合うことを知っていたからだと思う。鬼になれなかったヤクルトに対して、オリックスの選手の胸には「まだ行けるかもしれない」という萌芽が芽生えたのである。

さらに、この勝利で、ヤクルトの選手の箍(タガ)が緩む。3連勝したと勘違いした節が見受けられるのだ。


2022年10月26日(水)京セラD大阪

【SMBC日本シリーズ】 オリックス・バファローズ vs 東京ヤクルトスワローズ 第4戦

【試合終了】 ◇開始 18時35分 ◇試合時間 3時間28分 ◇入場者 33,210人

 123456789HE
東京ヤクルトスワローズ000000000061
オリックス・バファローズ00100000x131

球審:深谷 、塁審(一):本田 、塁審(二):津川 、塁審(三):川口 、線審(左):土山 、線審(右):福家

【勝投手】宇田川(1勝0敗)
【敗投手】石川(0勝1敗)
【セーブ】ワゲスパック(1セ)

バッテリー

【東京ヤクルト】石川木澤今野 ‐ 中村
【オリックス】山岡宇田川山﨑颯ワゲスパック ‐ 若月

本塁打

【東京ヤクルト】
【オリックス】

第4戦。わたしが好きなヤクルト石川投手の登板だった。この試合はラジオで聞いていたのだが、0-1で負けていた8回だったか、ノーアウト2塁のチャンスを迎えた。ここで、バッターは今シリーズノーヒット?のサンタナ。ここは代打を送り、送りバントでワンアウト3塁の形を作るのが王道である。その形を作れば、相手投手にもプレッシャーが掛かるし、フォークボールなんて簡単には投げられなくなる。しかし、高津監督は送りバントという選択をせずに、そのままサンタナを打席に送った。監督まで箍(タガ)が緩んでいる証であると思う。


2022年10月27日(木)京セラD大阪

【SMBC日本シリーズ】 オリックス・バファローズ vs 東京ヤクルトスワローズ 第5戦

【試合終了】 ◇開始 18時35分 ◇試合時間 3時間40分 ◇入場者 33,135人

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東京ヤクルトスワローズ1100020004121
オリックス・バファローズ000210003x6111

球審:川口 、塁審(一):津川 、塁審(二):土山 、塁審(三):福家 、線審(左):市川 、線審(右):本田

【勝投手】ワゲスパック(1勝0敗)
【敗投手】マクガフ(0勝1敗)

バッテリー

【東京ヤクルト】山下石山清水マクガフ ‐ 中村
【オリックス】田嶋比嘉近藤阿部平野佳ワゲスパック ‐ 若月

本塁打

【東京ヤクルト】サンタナ 1号(2回ソロ 田嶋
【オリックス】吉田正 1号(5回ソロ 山下)、吉田正 2号(9回2ラン マクガフ

第5戦。色々あったらしいが、わたしは全てのシーンを見ていない。4回表ヤクルトの攻撃、2塁に中村がいて2アウト。ここで長岡がセンター前ヒットを打つ。センターはそんなに前進守備でもなかったのだが、3塁コーチャーが3塁を蹴ってホームに突っ込もうとする中村を止める。これが、わからない。その前に、オリックスライトの杉本の素晴らしいバックホームでランナーが本塁憤死という経緯はあったが、闘う者であれば、本塁へ突っ込ませるべき場面である。ヤクルトはみずから相手にプレゼントを差し出している。このあと、5回にオリックスの吉田が本塁打を打つ。そして試合は闇の中に入るが、オリックスのサヨナラ勝ちで終わる。


この一連の流れを見ていると、ヤクルトの選手は懸命に闘っているのだが、高津監督やコーチ陣の箍は外れ、選手にその影響が及んでいると思えてならない。勝ち負けは時の運だけれど、自らの形というものを作ることは最も大事なことだと思うのである。

2022/10/28 22:43記ス



(追記)
10/29 ヤクルト0-3 オリックス
ヒーローインタビューでオリックスの先発、山崎投手が喋りすぎた。
これは、ヤクルトの選手の箍を締め直す可能性を残すお喋りとなる可能性がある。
今、そのことを危惧しているのはオリックスの中嶋監督だろう。
そのことにヤクルトの高津監督やコーチ陣そして選手が気づけばいいのだが・・・。
その可能性はとても薄い。

2022/10/29 23:52記ス

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