人間は、躾、教育、倫理、法律、情報等によって洗脳され続けている。
そして、洗脳された頭脳で事象を判断し、常に自己正当化を謀ろうとする。
そこに喜怒哀楽の感情が生まれ、感情は記憶に刻み込まれ、いつしかストレス化する。
人を許さない人は自分を許さない。人を疑う人は自分を疑う。
感情は折りに触れ、いや、常時流していかないと、心の排水口が詰まってしまい、本来自分の持っている直観力が働かなくなる。
子供の頃にあれほど綺麗だった空に感動を得ることもなくなり、頭脳でしか生きられなくなる。
いまや人は古い感情の汚物を抱えて自家中毒に陥っている。
これは私のことだ。
若い頃、麻雀をやっていて、次に来る牌がわかることが度々あった。
そして、若い頃は、強い引きがあった。引き寄せの法則のごとく、手牌は動き美しく仕上がっていく。
いまは麻雀をしないが、もう、あの引きの感覚を思い出せない。
それは、やはり、自分が洗脳され、洗脳から導かれる感情を手放さず、挙句の果てには、自分で自分を洗脳し、自己正当化を固定化しているからに違いない。
完璧主義疾患である。
この治療のためには、まずは、洗脳から導かれた感情を捨て去ることから始めなくてはならない。
すてきな写真を見つけた。