羊たちの沈黙とはこのことかと思い知らされた

羊

11月1日の月曜日。
なにか新しいことが始まるかと思いきや、何も変わらない。

昨日は衆議院議員の選挙日。
テレビジョンに洗脳された羊たちは、相変わらず柵の中で飼育されることを選んだ。

羊を柵の中にとどまらせておくためには、常に希望を与え続けておくことだ。奴らはそれを知っている。希望とは僅かで希な望み。なかなか実現しない。

さらに、恐怖を与えれば、羊たちは大勢についていく。大勢なら安心だという保証などないのに。

そんな羊たちは自分たちが柵の中で暮らしていることさえ知らない。
ふと思い出すのは、クローン羊のドリーのこと。

クローン羊
クローンひつじ
clone sheep

細胞を提供した親とまったく同じ遺伝情報をもったヒツジ。1997年2月,イギリスのロスリン研究所のイアン・ウィルムット博士らの研究チームが,成長したヒツジから取り出した体細胞を使い,クローニングの技術で細胞を提供した親と同じ遺伝情報をもつヒツジ「ドリー」を誕生させたと発表した。それまでに生殖細胞を使ったクローン技術は実用化され畜産などに利用されていたが,「ドリー」の場合,成長したヒツジの体細胞を使った点が画期的であった。生命体の細胞には個体のすべての器官をつくりだす遺伝子が含まれているが,成長し完全に分化した体細胞から呼び出せる遺伝情報は,特定の器官をつくる情報にかぎられている。ここでは,取り出した体細胞を培養する過程で栄養状態を極度に悪化させ,細胞の活動が停止状態になった段階で適度な刺激を与えることで細胞中のすべての遺伝子を活性化させた。「ドリー」は,これを核を除去した卵母細胞に移植し,融合,成長させたものである。この技術によって,たとえば経済性の高い家畜を大量にコピーすることもできるが,人間にも応用できるため,倫理面での問題を指摘する声は多く,クローン研究を規制しようとする動きが各国で起こった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について


わたしたちはクローン羊のようなものである可能性がある。比喩ではなく、事実として。クローンとして生まれ、教育という名の洗脳を受けて育った可能性である。クローンでなくても、洗脳を受け続ければクローンと同様な人間になってしまう。

あなたの隣人がクローンでないということを証明するのはとても困難なことだ。さらに、あなたは、あなたがクローンでないということを証明できるだろうか?

1997年にクローンとして選んだ動物が羊だったということは偶然ではないのかも知れない。支配しようとする者たちはわたしたちを羊として見ているのかも知れない。

羊


ドリーでの成功の後、ウマやウシといった大型哺乳動物のクローンが多く誕生していった。医療の進歩を約束するが危険も伴うクローン技術が、SFの世界のものではなく、現実となったのである。クローンは絶滅の危機に瀕した動物を保護したり、犬や猫などのペットの命を取り戻すための手段と期待されている。

また、マンモスなどの先史時代の動物を復活させる計画も少しずつながら研究が進んでいる。ヒトの場合反対は続いているが、クローンが体外受精、代理母、養子そして従来の繁殖方法に加えて新たに妥当な繁殖戦略に加えられるかもしれない。議論の的となっている子供の遺伝子操作であるが、これを行う事が受け入れられる場合が、条件付きで考えられる。その一つは遺伝性疾患のリスクを取り除くため、二つ目が家族との幹細胞移植の互換性を確実にするため、そして寿命を延ばしたり、免疫を強化したり、知能を高めたりするために子供の遺伝子を改良する事もありえる。身体能力や知能を向上させるといった、遺伝学的形質向上は、『世界保健機構(WHO)による遺伝医療に関するガイドライン』において遺伝医学上、生命倫理上「行われてはならない」ものとして否定されている。

しかし実際にはあくまでも子供が持つであろう能力のポテンシャルを若干向上させるだけであって、仮にデザイナーベビーが誕生したとしても、生まれ付きの高い知力・体力や将来の劇的な能力向上を期待出来る訳ではないとした見方が一般的である。

Wikipediaよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC_(%E7%BE%8A)


奴らは倫理を守るために大金を投じて研究を進めたりしない。

真実はいつもわたしたちの想像力の少しだけ外側にある。
すべてのことは疑ってかかる必要があるのだ。
それが、正常な視点であると私は思う。

庭に出ると、金木犀の香り。
深呼吸を一つする。
もうすぐ、また、白い冬が来る。