塩の探求は難しすぎる

塩はミネラルの塊である。

では、ミネラルとは何か?


〈ミネラルとはどんなもの?〉
 あらゆる物質をつくる基本単位が元素。人間の体も例外ではなく、元素からできています。体重の95%を酸素、炭素、水素、窒素(ちっそ)が占めますが、残りの5%がミネラルと呼ばれる約20種類もの元素なのです。ミネラルは英語で鉱物の意味で、無機物です。このうち生命維持に必要なものを栄養学では無機質、またはミネラルと呼んでいます。
 ミネラルは骨や歯などの骨格を形成し、たんぱく質や脂質の成分となるなど、体の構成部分として重要な役割をになっています。また血液や体液のpHや浸透圧を正常に保つ生体機能調整、酵素の補助因子やホルモンの成分になる働きがあります。必要量はわずかなため、ビタミンとともに微量栄養素と呼ばれています。ミネラルは体内で合成されず、外部から摂取するしかない栄養素です。
(出典 小学館 食の医学館について
)



必須ミネラルは以下とされているが、微量ミネラルが大事だという意見も多い。

カルシウム、リン、カリウム、硫黄塩素、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルト。

一般的に悪者扱いされている硫黄と塩素も必須ミネラルである。



では、ミネラルの役割とは何か?
1.胃液や腸液や膵液や消化酵素を生成する
2.デトックス
3.代謝を上げる
4.生体機能の調整
5.体液のアルカリ化

塩には地球上のミネラルが全て含まれているといっても過言ではないだろう。



では塩を選ぶ際に何を見たらいいのか?

第一に製法。

塩はミネラルの宝庫である。宝庫がその働きをするには、水に溶けた時にイオン化しやすくなくてはならない。NaClはNa+とCl-に分離しなくてはならないのだ。イオン化しにくい塩というのは、高温処理した塩である。高温は、たとえばNa+とCl−の結合を強くしてしまう。であるから、天日を越える温度で作られた塩は身体に負担をかける可能性が高いし、ミネラルも十分には働けない。

したがって私は釜で焚いた塩は敬遠する。

第二にその成分。
塩を買うと、袋に成分表が記載されているが、この成分はあまり当てにはならないと思う。ただ、その塩の傾向というものは判る。海の水が飲めないのは、マグネシウムやその他のミネラルが多すぎるからである。マグネシウムのとりすぎは内蔵に影響を与える。心臓、腎臓、肝臓等。このことには気をつけたい。マグネシウム不足で、一時的に高マグネシウムの塩を使うのはありうることだろうが、それを続けることはお勧めしない。

皇帝塩 天日
Na 36.4g Mg 300mg K 110mg Ca 140mg

わじまの塩 ランプ40度以下
Na 35.0g  Mg 295mg  K 47mg  Ca 527mg

粟国の塩 流下式・平釜
Na 記載なし  Mg 1700mg  K 1420mg  Ca 514mg

海の精(青ラベル) 天日
Na 36.37g  Mg 525mg  K 157mg  Ca 525mg

ぬちまーす 常温瞬間空中結晶法
Na 29.3g  Mg 3360mg  K 970mg  Ca 700mg

天日海塩 天日・常温乾燥粉砕
「97%がNaClで、3%に海水に含まれている全てのミネラルが含まれている」と記載

昨今、塩と高血圧は関係ないと言われ、塩を1日に10g食べて、水を2リットル以上飲めとか言う方もいるが、塩の摂り過ぎは、内蔵に影響を与えるだろう。特に腎臓は、尿として排出されてきたナトリウムを身体に送り返す働きをしているので、大量の塩と水は腎臓を疲労させる可能性がある。

実験してみたことがある。
卵醤というものがあるのだが、これを毎日飲んでいると、5日目ぐらいに吐いた。卵醤の塩分は5g前後だ。物事には程度というものがあるが、実験だから仕方ない。

また、塩を毎日つまんで食べてみたが、ある日、大量の尿が出た。200〜300mlの尿が1時間おきに出てくる。8時間くらいの間にでた尿の総量は2.5リットルを超えただろう。

昔の話だが、自殺するために、醤油を一升飲んだという話もある。

人間に塩は不可欠のものであるが、ナトリウムとカリウムのバランスには気をつけるべきだ。体内のナトリウムとカリウムのバランスは1対2であると言われている。カリウム過多もナトリウム過多もよくないということだ。

塩を摂ることで体調の急激な回復を見る人がいるが、その原因がナトリウムにあるのか、それともマグネシウム等のミネラル補給にあるのか、それは分からない。

マサイ族の一日の塩分摂取量は2gだという。
しかし、マサイとわたしたちの腸内環境は全く違うので、一つの知識にしかならない。

語り出すと話は止めどなく続いてしまう。
しかし、結論は出ない。


塩の摂取について、今の私の結論としては、
1.Na+とCl-が体内で働くことの出来る、低温で結晶化させた塩を使うこと。
2.苦汁の多すぎる塩を日常的に使用しないこと。


この二つであろうか。

積極的に塩を摂取したいなら、0.9%の塩水を作って飲んだ方がいいのか?

ちなみに、私の現在の塩分摂取は、天日塩で熟成された醤油と味噌にとどめている。それにしても、頭で考えるのには飽きた。知識は細胞に蓄えた。

身体を脳に支配させてはいけない。
わたしには、腸が生む感性を信じることしか出来ない。

醤油諸味

塩についてさらに考える

わたしたちは本能的に「體」の腐敗を怖れている。だから、適度な塩味を美味しいと感じる。塩が足りなくなると、ややもすると、アルコールに手を出す。さらに、砂糖を欲しがる。甘党で酒もいける、という人がいる。「體」が腐敗しないように、アルコール漬けにし、シロップ漬けにしようとしているのだ。

塩と身体について時々調べる。

塩は体内に入ると、ナトリウムイオンと塩素イオンに分かれる。ナトリウムイオンは筋肉の収縮や腸からのアミノ酸やブドウ糖の吸収に利用され、塩素イオンは胃酸のもとになる。これが、定説であり、まぁ、基本だろう。

大体、いい塩とされているものは、天日のみか、天日と平釜で、水分を飛ばす。ここで問題なのは、その時の海水の温度である。ビニールハウス内の天日のみならば、60度を超えることはないのではないだろうか。平釜で煮詰めた場合は沸騰温度以下だから、80〜90度くらいだろうか。

このように、天然塩は海水から水分を蒸発させて作られるが、その蒸発のさせ方で塩の性質が決まる。

ひとつは、ミネラルの残量。
そして大事なのは、ナトリウム(Na)と塩素(Cl)の結合力。

海水に与える温度によって、ナトリウム(Na)と塩素(Cl)の結合力が変わる。高温で乾燥させるほど、ナトリウムと塩素が強く結合し、本来の役目を果たせない。だから、なるべく低温で乾燥させた塩を選んだ方がいい。

ナトリウムの本来の役割は、細胞を動かすことだろう。

https://photo-pharmacy.com/physical/sinzou11.html

寝たきりの女性の足裏に、家族が毎日塩をすりこんでいたら、歩けるようになったという話もある。たしか「正食と人体」という本に書かれていたと思う。彼女はナトリウム不足だった可能性がある。

では塩素の役割は何だろう。Naと分離してイオン化したClはプラスイオンを探す。そして水素と結合するとHCl、塩酸である。酸性であるから、殺菌作用がある。胃液の材料となる。そして水溶液である塩酸はイオンに電離する。
HCl + H2O → H3O+ + Cl-

塩素はそれ単体でも、殺菌作用を持ち、さらに余剰のプラスイオンと結合し、それらを対外に排出させる役割を果たしている可能性がある。これは、あくまでも想像であるが・・。

塩素というと、かのMMS(二酸化塩素)を想起する。MMSは殺菌作用に加えて、重金属(水銀、鉛、ヒ素、アルミ・・・)のデトックス作用もあるといわれている。この作用は塩素の働きと分離して考えることは出来ない。適正な塩を摂っていれば、二酸化塩素は呼吸をしている私たちの身体の中で自然に発生している可能性もある。

ただ、一部には、この塩素を有害だとする意見もあることも承知している。しかしながら、海の中で泳いでいる魚は元気だ。塩素がただの毒なら、魚は生きていられない。過剰に怖れることはないだろう。

いずれにしても、塩の主成分であるナトリウムと塩素は、身体に必要な働きをしている。

さて、塩を選択する際にわたしたちがすべき事は、海水に熱を加えず、単に水分だけを取り除く方法を採用した製塩法か否かを確認することだ。
過剰な加熱をせずに作られた塩が体内で水溶液になった時に、ナトリウムと塩素がイオン化し、それぞれの役割を十分に果たしてくれる。

少なくとも、「イオン交換膜・立釜・乾燥」などと書かれている塩は買わない方がいいと思う。
今のところ、わたしは皇帝塩を食べている。



自然医学会会長 森下敬一氏の文章を引用させていただく。

「塩の生理作用と役割」

 では、食塩はわれわれの生理機能上どのような役割をはたしているのかといえば、一口でいうと、新陳代謝作用の主導権を握っているのである。

われわれの健康障害は、いずれも新陳代謝の異常によって引きおこされる。ガンさえも例外でなく、新陳代謝の異常が、血液の酸毒化をもたらすことによっておこることを考えても、食塩の重要性は理解できるだろう。

塩分は新陳代謝の正常化という作用を介して、血液を浄化し、血液本来の機能を強化する。そのほか、唾液、尿、胆汁の中にも含まれ、各組織の活動を支えている。
特に胃液では、重要成分である塩酸を構成している。

また、塩は、血管壁に沈着した鉱物質を排除し、血管の硬化を防ぐ。同様に、腸壁に沈着している鉱物質を溶解し、腸の嬬動を高めるとともに、消化液の分泌を助け、腸内の異常発酵を防止する。そのため、食物の消化吸収を妨げる条件が除かれる一方、毒素の吸収が防止されるので、消化吸収が速やかになるとともに血液が浄化される。

したがって、病人や虚弱者とくに胃腸の弱っている人は、生理的な意味での良質(純粋の意味ではない)の塩を不足しないように補給することが重要である。

血中の蛋白質の一部は塩と結合することによって、蛋白質がすぐに全身の組織細胞で活用されうる溶解状態でいながら、腎臓膜でこされたり、他の組織において漏れこぼれたりしない状態に保たれる。

このことから、極端に塩分を制限した食生活をおこなっていると、著しい体の衰弱を招くけれど、その際は塩分の欠乏が、体蛋白の減少を招くことも重要な要素となっていると考えられる。

食塩は、粘膜や皮膚を刺激して、粘膜の分泌を促したり、その部分への血行を増大させたりする。そのために、適度な塩気を含んだ食品が、唾液や胃液の分泌を盛んにし、食欲をそそるのである。反対に、塩分を含まぬ食品は消化がおそく、胃中に停滞しがちで、消化不良の原因となりやすい。

また、食塩には強い殺菌力、防腐力もある。
傷口に食塩をぬることにより、化膿が防げるし、特殊な例では、食塩の投与で、
ひどい急性肺炎を一夜で解熱させたり、どんな治療も効果のなかったアメーバー赤痢を治したりした例がたくさん報告されている。

人間は半ば腐敗したようなものでも食べて平気でいられるのは、一つには塩の殺菌作用のおかげだ。

塩は、少しぐらい有害物質や細菌が発生・侵入しても、それらの害作用が組織細胞に及ばぬよう、防衛してくれているのである。われわれの体にはくまなく塩分がゆきわたっている。いわば、適度な塩漬け状態にあるといえる。

引用終了。



わたしたちは本能的に「體」の腐敗を怖れている。だから、適度な塩味を美味しいと感じる。塩が足りなくなると、ややもすると、アルコールに手を出す。さらに、砂糖を欲しがる。甘党で酒もいける、という人がいる。「體」が腐敗しないように、アルコール漬けにし、シロップ漬けにしようとしているのだ。

思えば、子どもの頃、風邪で熱を出した時に、親はわたしに塩水を飲ませた。そして、めったに食べれないバナナを買ってきてくれた。ナトリウムとカリウムの重要性は昔から生活の知恵として知られていたのだ。

塩探しの旅は今しばらく続く・・。

天日塩とミネラルと細胞

「1日の尿量は約1000~1500ml程度です。 比重は1.003~1.030で、尿中の固形物質はほぼ一定するので 乏尿〈1日の尿量が500ml以下)時は比重が上がり、多尿(1日の尿量2000~3000ml以上)時は比重が下がります。

尿成分は水が95%で、残りの5%は固形物です。

固形物中の有機物は、尿素、尿酸、クレアチニン、馬尿酸など。 無機物は、塩化ナトリウム、アンモニア、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、硫酸塩、リン酸塩などです。 つまり、1000~1500ml/1日の尿のなかで固形成分は50~70g/1日で、そのなかの半分は尿素になります。 」
http://www.kzknan.info/boukou.html

上記引用を何度か読んでみる。

わたしは、汗が出にくい。何故だろうと考えた。体内から排出される水分のほとんどは尿として排出されている。その中の無機物を見ると、目に付くのは、ナトリウム、カリウム、マグネシウムである。

以前、1日に摂る水分を極端に減らしたことがある。すると、何が起きたか。浮腫みである。これは身体に入れる水分が少なすぎると、身体は水分を保存し始める事を示しているのではないか。

すると・・・。尿中の無機物であるナトリウム、カリウム、マグネシウムが身体の中に少なすぎると、尿も汗も少なくなるのではないかと思われる。新陳代謝が落ちるということか。すると老廃物の排出も滞る。

これらのことを考えると、天日塩は非常に重要なものであるということに気付く。天日塩の成分はナトリウムはもちろんのこと、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどが多い。これらの無機物が不足しても、身体は尿や汗として水分を排出することをためらい始めるのではないか。



そこで、心臓の事を調べてみた。
「心臓が動くためには、主にNa、Ca、Kなどのイオンと、Na-Kポンプ、Naチャネル、Caポンプ、Na/Ca交換系、Kチャネル、T型/L型 Caチャネルが必要です。」
と書かれている。

ナトリウムとカルシウムとカリウム。
これは天日塩に多く含まれているものである。さらに言うと、カルシウムを身体に取り込むためにはマグネシウムの存在が必須なのだ。

興味のある方は
https://photo-pharmacy.com/physical/sinzou11.html
をよく見て欲しいと思う。

一部引用させていただく。

細胞外にNaイオンを出し、細胞内にKイオンを入れるポンプです。このポンプがあるから生物は生きていられます。大事なポンプであり、多くのエネルギーが必要です。心臓が弱り、エネルギーがつくれなくなると、このポンプも動けなくなるため危険です。

このポンプは、細胞内外の濃度差・電位差(静止状態、分極)をつくるためにも必要なメインポンプです。ATP(身体のエネルギー)を使って、3個のNaイオンを細胞の外に、2個のKイオンを細胞の内に運びます。

このポンプを利用しているのは、心臓だけではありません。このポンプの存在が我々に生命を与えてくれていると言われています。それほど貴重なポンプです。

【ジギタリスとNa-Kポンプ】
ジギタリス(医薬品名:ラニラピッドなど)は、このポンプの機能を抑えます。つまり、ジギタリスを投与することで、細胞内のNaイオンが外に出ることができず細胞内に多く残ります。この状態のままでは、Naイオンが細胞外に出られないため、Na/Ca交換系が代わりに機能しNaイオンを外に出します。

そして、Caイオンが細胞内に流入し、Caイオンの濃度が上昇し、心臓が強く収縮します。これは、Caイオンは筋収縮力を増大させる働きがあるためです。このような作用により、ジギタリスは強心作用を示します。

中略。

人が進化していく段階で、細胞外に最も多いNaイオンを細胞内に取り込むのが、細胞の興奮には手っ取り早い、と考えたのでしょう。その興奮のためにつくられたのが、このNaイオンの通過できる道(チャネル)だと思います。決められた状況になれば開くけど、中途半端では開かない。また、細胞が興奮しつづけても困るので、興奮したら早めに閉じてしまいます。Naチャネルとは、このようなチャネルなのです。



こうして見てくると、人間の身体には天日塩が必要だということが判ってくる。そして、天日塩の摂り方には、料理に塩を使う方法の他に、醤油や味噌で摂る方法がある。このあたりは、個人差もあると思うので、いろいろと試してもらいたいと思う。

ただ、この、ナトリウムとカリウムと水分の摂取量については非常に難しいことは事実だ。私にはいまだに判らない。

ちなみに私の場合は、乳製品を多く摂ると調子が悪くなる。

料理には天日塩を使い、醤油と味噌も天日塩で作られたものを使っているし、魚もよく食べるので、乳製品は極力摂らないように気をつけている。

今、試している塩は、海の精、皇帝塩、ぬちまーす、ホッティである。自分が美味しいと思う塩。それが案外正解だったりするものだと思っている。

土を食べる人間達の本能-決して真似をしないでください

土を食べる文化は世界中にある。土にはミネラルが豊富に含まれていることを人間は知っているのだろう。

だが、それだけだろうか。

【衝撃】土を食べる人々


「生命と微量元素」講座 というサイトから抜粋させていただく。

https://www.arakawa-yasuaki.com/course/

現在、地球上で確認されている元素の総数は118種類にのぼるが、哺乳動物を含め、ヒトの体はすべて元素から成り立っている。この中で、アミノ酸、たんぱく質、核酸、脂肪、糖などに利用されている酸素(O)、炭素(C)、水素(H)、窒素(N)、カルシウム(Ca)、リン(P)の6種類の元素は体内濃度が高く、多量元素と呼ばれる。6種類の元素を合計すると、人体中の体内存在量は98.5%を占める。

 次に、多い元素は硫黄(S)、カリウム(K)、ナトリウム(Na)、塩素(Cl)、マグネシウム(Mg)で、体内存在量は0.05~0.25%)を占め、少量元素と呼ばれる。


 多量元素と少量元素を合わせた11元素を常量元素と呼び、これらを合計すると人体中の体内存在量は99.3%を占めることになる。


 しかし、これら11元素だけでは生命ならびに健康を維持することは出来ない。残りの0.7%には微量ではあるが、生命機能を維持する上で、極めて重要な元素である微量元素と超微量元素が含まれる。鉄(Fe)、フッ素(F)、ケイ素(Si)、亜鉛(Zn)、ストロンチウム(Sr)、ルビジウム(Rb)、臭素(Br)、鉛(Pb)、マンガン(Mn)、銅(Cu)の10元素はppmオーダーで存在しており、微量元素と呼ばれる。さらに、ppbオーダーしか存在しない超微量元素にはアルミニウム(Al)、カドミウム(Cd)、スズ(Sn)、バリウム(Ba)、水銀(Hg)、セレン(Se)、ヨウ素(I)、モリブデン(Mo)、ニッケル(Ni)、ホウ素(B)、クロム(Cr)、ヒ素(As)、コバルト(Co)、バナジウム(V)の14種類がある。

(中略)

健康な生体では多種類の元素が様々な濃度で存在し、一定の元素バランスを保ち、正常な生命機能の維持に重要な役割を担っている。すなわち、種々の微量元素は生体内でバランス良く維持され、細胞の内側と外側の元素イオンの濃度を極めて厳密に生理的最適濃度範囲 optimum concentration range に維持・調節されている。これを微量元素のホメオスタシスhomeostasis(恒常性)という。
https://www.arakawa-yasuaki.com/course/



以前引用させていただいた
ケルヴランの元素転換
を再掲する。

2008/2/2 <原子転換アルカリ・ループ、ケルヴランと千島喜久男博士>
図より、
K + H =Ca  でありまた Ca – H=K
である。カリウムとカルシウムは水素を介して自由自在に転換できるのである!

また
Na + H=Mg や Mg – H=Na
Na + O=K  や K – O=Na
Mg + O=Ca や Ca – O=Mg
となることもわかる。


これらは過去の膨大な実験結果に基づいてケルヴランにより導き出されたものである。上図はアルカリ・ループと呼ばれるものだが、他にもジオ・ループ、バイオ・ループ、メタル・ループと呼ばれる規則図もケルブランは見出していて本に記載されている。今回はアルカリ・ループのみ紹介したが、これだけでも重大な意味をもつことがわかる。他のループも今後紹介していくつもりである。

ケルヴランは、上記本p.58で次のように述べている。「・・アルカリ・ループは酸素と水素を媒介として四つのアルカリ元素が相互に転換するもので、生物界および地質学の領域にも広範に観察されるものである。動植物の代謝作用にも深い関連性を持っている。」


(元素転換に関しては、NaClだけ十分に摂取していれば、色々な元素が体内で発生するという意見を聞いたことがあるが、詳細は不明だ。)


さて、土に含まれるミネラルは、雨に溶かされ、川を下り、海へと流れ込む。では、海水もミネラルの宝庫ということになる。ミネラルを補給したければ、天日塩を食べていればいい。種々の微量元素も摂取できる。

そして、これらの、元素転換を可能にしているのは、やはり、腸内の微生物ではないだろうか。

そう、土の中にも微生物がたくさん生きている。
土を食べるということは、ミネラルと同時に微生物を食べているのだろう。


減塩に反対するのは賛成である。天日塩を適量に摂取すれば、ミネラルも補給できるし、細胞内のゴミを浸透圧によって血管中に取り込み、体外へ排出することも可能だと考える。

ただ、ケルブランの元素転換を可能にするのが腸内微生物だとしたら、天日塩をそのまま食べても、その効果はどれほどのものになるのだろうか。疑問が生じる。

実際にわたしは天日塩を5g/日くらい毎日指でつまんで食べていたことがある。1週間位すると、いきなり吐いた。皆さんには決してお勧めしない。

これは人間の身体が塩分の摂りすぎはできないようになっている証でもあるが、その時のわたしの身体が十分な元素転換ができていなかった証拠でもあるのではないか。

この辺りが分からない。
結論は出ない。


だからと言って、土を食べる勇気はない。

思い当たったのが、日本の食文化だ。
微生物とミネラル(もちろんNaCl含む)が同時に摂取できるものがある。

味噌と醤油だ。

天日塩を使った味噌と醤油を十分に摂取していれば、元素転換は可能なのではないかと推察する。

大事なのは
1.ミネラルと微生物の摂取。
2.血管中のミネラル濃度。(水分摂取量の調整)
3.NaとKのバランス。


いくら天日塩がいいと言っても、摂取しすぎると、危険であろう。海水は飲めないのだ。醤油を1升飲んで、自殺を図った、という話を昭和の時代に聞いたことがある。

何事も適度というものがある。


< 醤油の作り方 >

③発酵・熟成

麹と塩水を混ぜたものが諸味(もろみ)です。最も長く時間を要するのがこの工程で、乳酸菌や酵母菌が大豆や小麦を醸します。

諸味の見た目は水分の多い味噌のような状態。人工的に温度調節できる環境で6ヵ月程度、四季の温度変化にゆだねる場合で1~2年熟成させます。職人は撹拌(かくはん)という作業で微生物の働きをサポートします。

麹菌がつくり出した酵素の力によって大豆のたんぱく質がアミノ酸に、小麦のでんぷんがぶどう糖に変化し、醤油のうま味や香りの成分になっていきます。
(職人醤油)

https://www.s-shoyu.com/knowledge/0501




日本の食文化で、もうひとつ思いついたのは鉄だ。ぬか漬けには鉄釘を入れることが多い。微生物は鉄を好む。腸内細菌は鉄が大好物なようだ。鉄が微生物を活性化し、美味しいぬか漬けができるのではないか。その可能性は捨てきれない。


小腸内に存在する4種の腸内細菌について、鉄の還元能力を調べた結果、大腸菌、酪酸菌、乳酸菌、ビフィズス菌のいずれにおいても、腸内のような酸素のない条件で3価の鉄を還元し2価の鉄とし、微生物の増殖が促進されることが判明しました。
https://www.teu.ac.jp/press/2013.html?id=272


こうして書いていると、腸内細菌の人体に対する重要性が、肌を伝わってくる思いだ。しかし、結論は全く出ない。

庭の小さな畑を眺め、自分の腹をじっと見る。


(特注)
以上は私の考えていることであり、何のエビデンスもないものである。記事の内容を安易に信じ、実行しないでいただきたい。塩はその排出に腎臓に負担をかける可能性がある。また、鉄に関しては、余剰鉄は肝臓でフェリチンという形で貯蔵される。酸化の危険もあり、肝臓に負担をかける危険性もあるかもしれない。よって、わたしも実験していない。全ては読んでいる方の責任で考えていただきたい。


殺菌とは何だろう?

腐敗しにくいものってなんだろう。

醤油
味噌
梅干し

キーワードはいずれも、塩である。

以下Wikipedia

日本専売公社
1948年(昭和23年)7月22日 – 連合国最高司令官(GHQ最高司令官)ダグラス・マッカーサーから内閣総理大臣芦田均宛てに、たばこ樟脳の政府事業運営のための公共企業体を組織するべき主旨の書簡が発せられる[1]1949年(昭和24年)6月1日 – たばこ・塩・樟脳の専売業務を行ってきた大蔵省専売局を独立して発足する。初代総裁は、池田勇人大蔵大臣の推薦により秋山孝之輔が抜擢された[2]

 

 


たばこ・塩・樟脳。

キーワードは腐敗だと思う。
腐敗とは、有機物が微生物の作用によって変質する現象。

塩は海の宝物。殺菌性。
(塩はミネラルの入った天日塩でなければならない。)

樟脳はクスノキの精油の主成分。
防腐剤。防虫剤。鎮痛消炎作用等々。

では、たばこは・・

ふと思いついた。植物を燃やした時に出る煙には殺菌作用があるのではないかと。

茅葺きの家は囲炉裏の煙で燻されている。虫がいない。
夏になれば除虫菊を燃やす蚊取り線香。

では薫製とは
燻煙(くんえん)とは、香りの良いサクラや、ブナおが屑リンゴヒッコリーなどの木材を高温に熱した時に出る煙を食材に当てて風味付けをすると同時に、煙に含まれる殺菌・防腐成分を食材に浸透させる食品加工技法のことである。(Wiki)

薫煙にも殺菌作用があったのだ。

たばこは、たばこの葉を燃やしている。多分、薫煙と同様の作用がある。

殺菌作用のあるものを、日本専売公社が仕切ったのだろう。

 

では殺菌作用とは何か。
疲れているので調べるのはご容赦いただく。


いきなり結論。同時に推論。


殺菌作用とは、プラス電子の菌をマイナス電子を持つ物質が中和させることである。

減塩などせず、天日塩を使い、味噌汁を飲み、部屋でお香でも焚いていれば、いくらかの殺菌作用も見込まれるではないだろうか。

そういえば、たき火も禁止されたな。
人口削減への道かもしれない。

画像はWikipediaより引用

 

決して、喫煙をお勧めする意図はないが、興味深い記事がある。

コロナウイルス:Covid-19を持つ人々の間で喫煙者の割合が低い

数字は意外です。SARS-CoV-2に感染した人の喫煙者の割合は低いです。3月末にニューイングランドジャーナルオブメディスンで発表された 1000人以上の感染者に関する中国の研究によると、喫煙者の割合は12.6%であり、中国の喫煙者の割合(28%)よりもはるかに低かった。

他の研究は同じ方向を指しています。フランスでは、パリの公的支援病院(AP-HP)のデータによると、4月上旬にCovid-19が原因で入院した約11,000人の患者のうち、流行が始まってから8.5%喫煙者でした-毎日の喫煙者の割合は国で25.4%です。