これは覚書である。

令和元年10月1日午前1時。
私はベッドに腰掛けていた。

その時不思議な感覚に気づいた。

「部屋のカーテンの外側には何も存在しない」

静かだった。いや、静かだっただけではない。何者の気配もない。
庭には植物がいる。バッタもいる。ミミズもいる。時々猫も通る。

それらの気配が一切ない。

次元が変わっている。
他に表現のしようがない。

不思議な確信が私に降りてきた夜。

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