この世のこと, 批評, 日々のこと, 言葉 中島敦、小説、悟浄出世、悟浄歎異、文学 神様だけがご存じの『なぜ?』 2020年5月23日 世界とはな、自己が時間と空間との間に投射した幻(まぼろし)じゃ。自己が死ねば世界は消滅しますわい。自己が死んでも世界が残るなどとは、俗も俗、はなはだしい謬見(びゅうけん)じゃ。世界が消えても、正体の判(わか)らぬ・この不思議な自己というやつこそ、依然として続くじゃろうよ。
小品, 日々のこと, 日記, 言葉 女、男 女達へ 2020年4月2日 たどたどしく歩いてきた女へ。男に愛されたい女へ。美しくならんかなの女へ。いつまで同じところで佇んでいる。人生は突然に終わってしまうものだ。その 真実をあざ笑うか。その真実を阿呆が天空を見上げるがごとくに大口を開いてただ待つか。その真実を老いさらばえた似非仏教徒のごとくに寝て待つか。
健康, 日記, 言葉 コロナウィルス、マスク、火宅の人 過去もなく、明日を思い煩うこともなく 2020年3月22日 庭にはキジバトや雀が餌を食べに毎日やって来るが、彼らには不安というものがない。過去もなく、明日を思い煩うこともなく、今を生きている。見習わなくては、と思う。
この世のこと, 批評, 日記, 言葉 CRISIS、ニーチェ、三島由紀夫、嘘、国家、平成維新軍 人々よ孤独になれ 2018年11月12日 民族は自らの言葉を自らの風習と掟の中で作り出したのである。 ところが国家は、善と悪についてあらゆる言葉を駆使して、嘘をつく。国家が何を語っても、それは嘘であり、国家が何を持っていようと、それは盗んできたものだ。 国家における一切は贋物である。盗んできた歯で、それは噛む。