covid-19なる症状がウイルスのせいだとは思わないけれど、
うちの家人がマスクを作っている。
塀には
「手作りマスクあります。高齢者の方、障がいのある方にお譲りします」
「100円」
と張り紙をしている。
時々、高齢者の方が立ち寄ってくれる。
風邪症状がある時にマスクを着けたいけれど、どこにも売っていないそうだ。
聞くところによると、ガーゼも今は売っていないそうだ。
コロナウィルスの正体はわからない。
人口削減計画の一つであろうことは推測される。
しかしながら、これはもう戦争だと思う。
目には見えないが、焼夷弾が空から降ってきている。
日本を見ていると、仏教の火宅の比喩を思い出す。
- 三車火宅(さんしゃかたく、譬喩品)
- ある時、長者の邸宅が火事になった。中にいた子供たちは遊びに夢中で火事に気づかず、長者が説得するも外に出ようとしなかった。そこで長者は子供たちが欲しがっていた「羊の車(ようしゃ)と鹿の車(ろくしゃ)と牛車(ごしゃ)の三車が門の外にあるぞ」といって、子供たちを導き出した。その後にさらに立派な大白牛車(だいびゃくごしゃ)を与えた。この物語の長者は仏で、火宅は苦しみの多い三界、子供たちは三界にいる一切の衆生、羊車・鹿車・牛車の三車とは声聞・縁覚・菩薩(三乗)のために説いた方便の教えで、それら人々の機根(仏の教えを理解する素養や能力)を三乗の方便教で調整し、その後に大白牛車である一乗の教えを与えることを表している。なお檀一雄の「火宅の人」のタイトルは、この三車火宅を由来としている。wikipedia引用。
ちなみに「火宅の人」は主演の緒形拳が、子供を背負って走りながら「重くて困った、重くて困った」と言いながら子供を背負って走る場面で終わる。
庭にはキジバトや雀が餌を食べに毎日やって来るが、彼らには不安というものがない。
過去もなく、明日を思い煩うこともなく、今を生きている。
見習わなくては、と思う。
春。
画像はお借りしました。