小高い山の上で発酵するエンキの憂鬱

いつのことだったろう。

地球にアヌンナキ一族がきた。ニビル星から金の採取のために来たという話もあるが、証拠はない。ニビル星は遠くの星ではなく、第一天蓋の外にある大陸ニビルのことである。

天蓋とは透明のドームのようなものであり、2重になっていて、その中には水がある。

遠い昔の話だ。

ニビル大陸に住むアヌンナキ一族の王はアヌーと呼ばれた。アヌンナキは昆虫属である。その息子がエンキとエンリル、そしてニンフルサグという娘がいた。エンキとニンフルサグは、昆虫と龍属のハーフである。

アヌンナキ一族は昆虫属であるが、自らの姿を自由に変えることができた。時にはライオンに、また時にはユニコーンに。

ある時、第一天蓋に小さな裂け目ができた。その頃、地球には大きな海などなかった。第一天蓋内の水分は、せいぜい我々が言う地球の1/8位の面積を占めるくらいしかなかった。しかし、その小さな裂け目から、水蒸気が漏れ出し、第二天蓋の空は雨を多く降らせるようになった。そして、第二天蓋内の陸地はその面積を減少させ、アヌンナキも住む場所がなくなってきた。

そこで、アヌンナキは第一天蓋の中に、移り住んで、天蓋の状況を調べ始めた。彼らが住んだのは太陽の中であり、月の中であった。太陽は電磁波発生装置であり、第一天蓋内に作ったピラミッドは電磁波中継塔であった。太陽は地上30〜40km。月は地上11km〜13kmにあった。月は電磁波吸収装置である。

そんな状況の中、エンキは地上に住み、ウルの町から遠く南にはなれた大陸で、野の獣たちと一緒に草をはみ、水飲み場で水を飲んで暮らしていた。穏やかな日々が過ぎていた。エンキは遺伝子工学に長けていた。そこで、色々な動物の遺伝子を操作した。エンキにとっては半ば愉しい実験のようなものだった。天蓋の調査には長い年月が必要だと知っていたから、エンキは、その間の暮らしを愉しいものにしたかった。

象や麒麟、カバや水牛、ツチブタ、ラクダ、あげればきりがない。猿の遺伝子操作をする中で、チンパンジーやローランドゴリラなども出来たが、エンキの持つ科学知識を受け継げる種はなかなかできなかった。

しかし、とうとうホモサピエンスを生み出した。ホモサピエンスはエンキの知識を吸収出来るだけの脳を持っていた。アヌンナキが第一天蓋内に来てから長い年月が経っていた。エンキはさらにDNAを操作して、地球で生き残れる種を創った。黒い人、赤い人、黄色い人・・・。そして人間に様々な知恵を与えた。人類は、山から水を引き、麦を栽培し、病の時には薬草を飲んだ。それらは、すべてエンキが教えたことであった。

このエンキの行為が、後世のアダムとイブの話にすり替えられる。知恵の実を食べるよう嗾(そそのか)したのは狡猾な蛇であると。または、天界を追放された悪魔ルシファーであると。

しかし、エンリルは人間を作ったエンキのことを快くは思っていなかった。特に人間に知恵を与えることには反対していた。エンリルは第一天蓋の補修と、第二天蓋にあるニビル大陸の復活を唯一の目標としていたからだ。

それから長い年月が過ぎた。アヌンナキの寿命は1,000年〜2,000年、あるいはそれ以上だった。ホモサピエンスはその間に大きく進化し、繁殖を続けていた。



長い時が過ぎ、第一天蓋の補修終了の直前に、エンリルは、アヌンナキ一族の会議を召集した。エンリルは、第二天蓋内に貯まった水を、第一天蓋内に戻す作業計画を作っていた。それはニビル大陸を復活させるという大義を持っていた。だから、アヌンナキ一族は誰もこの計画に反対出来なかった。エンリルはこの計画を人類にもらさないよう、一族に約束させた。

第二天蓋内に貯まった水を、第一天蓋内に戻すということは、第一天蓋内の大洪水を意味する。つまり、エンリルは人間を意図的に殺害する意思はなかったとしても、エンキの作った人間など、滅亡しても構わないと思っていた。

しかし、エンキは、ウトナピシュティムという人間の住んでいる葦の小屋の壁を通して、彼ら人類に迫る危機を聞かせた。そして、彼にこっそりと、ウトナピシュティムと彼の家族の乗るための舟の作り方を教えた。それは潜水にも耐える丸い船だった。エンキはその船に多くの生物の遺伝子を隠した。

エンリルは月をもう一つ作った。それは透明の球体だった。そして、その中に第二天蓋内の水を移した。第二の月の中に水が満杯になるのを待って、エンリルは計画を実行した。第二の月に溜めた水を全て第一天蓋内に降り注いだのだ。そして第一天蓋内には大洪水が訪れ、7日7晩続いた。人類が住んでいた陸地の半分は水没し、第一天蓋内には広大な海が出来た。

エンリルは第二天蓋内のニビル大陸が復活していることを確かめたあと、第一天蓋の補修を終えた。しかし、天空から見ると、少数ではあるが、人間は生き残っていた。

エンリルは、アヌンナキ一族の会議において、人類へ何らかの罰を与えるよう提言した。特に丸い潜水艇を造ったウトナピシュティムは冥府へ送られるべきだと唱えた。

それに対しエンキは、エンリルが罪のないウトナピシュティムを罰するのは公平ではないとアヌンナキ一族に弁明し、もしも人類が出生を適度に抑え、自然界のおきてを守るなら、アヌンナキ一族も人類を滅ぼさないとの約束をとりつけた。

ただし、もし人類がこの契約を尊重しないならば、アヌンナキ一族が再び大破壊を引き起こすことは自由であると、念押しがされた。

そして、アヌンナキ一族は、自分たちが作った重要施設を破壊し、第二の月を黒体化し、第二天蓋内のニビル大陸に戻っていった。第二の月は透明でありながら、黒体であるという不思議な性質を持った。


エンキは小高い山の上の大きな岩に座って、月を見ていた。そして考えた。自分が人類のためにしてきたことは、はたしてよかったことだったのだろうかと。

人類はアヌンナキ一族との約束を破り、繁殖を続けている。

エンリルにはエンリルの大義があった。エンキにはエンキの正義があった。善悪の問題ではない。全ての命あるものが育まれていくことが、宇宙の意思であり、方程式ではなかったか。しかし、ホモサピエンスは、森を壊し、川をせき止め、海を腐らせ、数えきれないほどの生物の命を奪い続けている。


エンキが見ている月が欠けていく。第二の月が第一の月と重なりあう。

遠い日の事ばかりが、エンキの心を次々と通り抜けていく。

http://www.kitakaruizawa.net/20070828-moon/

エンキとエンリルと日本

ミトラ教の神事の様子を再び見ていただく。

左側のライオンがエンリルの象徴とされる。
エンリルとはヘブライ語で”אלוהים”=神と”רוח”=風を表す。中空を支配する神でしょう。アヌー神の正当な継承者であるとされる。

右側の△はエンキの象徴。エンキとはヘブライ語で”אלוהים”=神と”אדמה”=地を表す。大地を支配する神でしょう。

二人ともアヌー神の子供とされます。

出典:https://komainu.net

狛犬はエンリル(右)とエンキ(左)である。

京都御所にはこんなものもある。

エンリルとエンキである。


ミトラ神事とはエンリルとエンキの位置が逆である。

日本では左大臣が私たちから見て右側に座る。左大臣と右大臣では、左大臣が位が上だ。
上の二つの画像では、エンリルが右側であるので、エンリルがエンキよりも位が上だったのかもしれない。


話題を変える。

日本古来の将棋。古代インドのチャトランガが起源と考えられているが、定かではない。

《超初心者向け》将棋の駒の並べ方・配置を教えます!

この駒の意味を考えてみる。
金将、銀将は宝物を表すとしてもいいだろう。


玉とは何か。翡翠や碧玉などの美しい石のことを言う。神や霊魂をよらしめるもの,邪悪を払う呪力を持つもの,あるいは生成力,再生力の霊力を持つものと信じられた。これは生命と同様だと思う。

今の将棋は王将と玉将があるが、古くは王将なるものはなかった。


桂馬は桂皮を表すのではないか。

桂皮。
クスノキ科カシア(東京トンキン肉桂)の樹・枝の皮をはいで乾燥させたもの。日本では肉桂の樹皮・根皮をいう。古来、生薬として、健胃・発汗・解熱・鎮痛などに用いる。


香車は香木だろう。

香木。
香料。香木。古くから邪気を払うものとして用いられた




宝物と薬と邪気払い。いずれも古代の人々には大事なものである。


では飛車とは何か。飛には魂などを空にとび去らせる、という意味が含まれている。この飛車、相手陣に入ると、竜王となる。エンリルである。

角とは何か。まぁ角(つの)と見るのが賢明か。この角。相手陣に入ると、龍馬となる。エンキであろう。

将棋とは、エンキとエンリルが互いの生命である玉を取り合うゲームではないのか。




エンキとエンリル。実は日本にいたのではないか。




エンキの流れは、ゾロアスター教、ミトラ教、仏教などに継がれていくが、気になることがある。

それは、真珠湾攻撃成功時の暗号である。
「トラ・トラ・トラ」

エンキは人間に灌漑農業・麦の栽培・医学の知識をもたらした

エンキ

シュメールの神話によると、エンキは人類が滅ぼされるべく定められた大洪水を生き延びるよう、助けを与えた。アトラハシス(またはジウスドラウトナピシュティム)の伝説によれば、神々の王エンリルは、地上に繁殖した人類の騒擾が耳に障ったため、彼らを滅ぼそうと企てた。そこでエンリルは人類に対し、1度目には旱魃を、2度目には飢饉を、3度目には疫病をもたらした。しかし、エンキは人間のアトラハシスに灌漑農業・麦の栽培・医学の知識をもたらし、腹違いの兄弟であるエンリルの計画の実現を3度とも阻止する。こうして、人類は4たび地上に繁殖した。これに怒ったエンリルは、神々の会議を召集した。エンリルは今度は、人類を絶滅させる計画を人類にもらさないよう、神々に約束させた。エンキは、アトラハシスという人間の住んでいるの小屋の壁を通して、彼ら人類に迫る危機を聞かせた。そして、彼にこっそりと、アトラハシスと彼の家族の乗るための舟の作り方を教えた。そして大洪水が訪れ、7日7晩続いた。洪水が引いた後、アトラハシスは、ツバメを放して、洪水の水が引いたかどうかを確かめた。そして、水が引いて船底が地につくと、神々に犠牲が捧げられた。一方、エンリルは、彼の計画が再び阻止されたことに怒り、エンキに容疑が着せられ、人類への罰が検討された。それに対しエンキは、エンリルが罪のないアトラハシスを罰するのは公平ではないと神々に弁明し、もしも人類が出生を適度に抑え、自然界のおきてを守るなら、神々も人類を滅ぼさないとの約束をとりつけた。ただし、もし人類がこの契約を尊重しないならば、神々が再び大破壊を引き起こすことは自由であると、念押しがされた。以上の話は、現存する最古の中東の大洪水伝説であることは明らかである。
(Wikipedia)



日本語で同じ言葉がある。


塩基
(読み)えんき(英語表記)base



デジタル大辞泉の解説

水溶液中で水素イオンを受け取り、水酸イオンを生じる物質。酸と反応して塩を生じる。
核酸塩基性成分。DNA・RNAを構成する、窒素を含む複素環式化合物。プリン塩基のアデニン・グアニンピリミジン塩基のチミン・シトシンウラシルがある。

出典 小学館デジタル大辞泉


ポイントは

1.酸を中和する能力のある化合物,または水溶液中で OH イオンを生成する化合物をいう。
2.核酸の塩基性成分。DNA・RNAを構成する、窒素を含む複素環式化合物。

3.(英語表記)base
だろう。


ホモサピエンスを作ったのはエンキではないのか?

ギルガメシュ叙事詩に見るエンキとエンリル。そしてフランスとイギリス

私には宗教というものが分からない。いや、正確に言うと、聖書というものが分からない。書物はすべて疑問を携えた心で読むものだ。

しかし、うちに宗教の勧誘に来る人は、「聖書に書かれています」を切り札にして、その切り札を繰り返し使う。これでは洗脳の域を出ていないと思われる。

ギルガメシュ叙事詩から語りたいが、私はまだ十分な知識を持っていない。

これから先はいまだ私の妄想である。





エンキドゥはギルガメシュに夢の話を始めた。それは神々の会議の場であった。

そこにはアヌ、エンリル、エア、そして太陽神シャマシュが座っていた。
まずアヌがエンリルに向け口を開いた。


「天牛を殺したあの者たちは、山々に香柏を茂らせていたフンババをも殺している。この者たちのうち、一人は死なねばならぬ」


エンリルは言った。
「エンキドゥが死なねばならぬ。ギルガメシュは死んではならぬ」


シャマシュがエンリルに言った。
「罪のないエンキドゥが死なねばならないのか」


エンリルは腹を立てて言った。
「おまえは彼らの仲間のように、毎日彼らと共に行動する・・・」

-ギルガメシュ叙事詩より-




 

ミトラ教の神事 右の三角がエンキドゥ。左側のライオンがエンリル。2人は兄弟。

ミトラ教の神事の様子。三角形に目、となれば、今ではフリーメーソンということになるが、本来はエンキドゥ(エンキ)神が「我々、神は見ている」というメッセージだったのではないか?

エンキドゥは方舟を造り、洪水から生物を救った。それを見たエンリルは激怒したという。これはギルガメシュ叙事詩からの、聞きかじりなので、今は参考程度に聞いて欲しい。


さて、


フランス人権宣言 1789年8月26日

人間の自由平等人民主権言論の自由三権分立所有権の神聖など17条からなるフランス革命の基本原則を記したものである。単に人権宣言(じんけんせんげん)とも呼ばれ、通常は世界人権宣言などの他の人権宣言と区別するためにフランス人権宣言と呼ばれる。 Wikipedia

この人権宣言の絵を見てもらいたい。

  • 蛇のようなものが鎖につながれている。
  • 上空の三角のマークはギリシァ神話のエンキドゥ(エンキ)の象徴である。
  • この目はホルス神の目ではないのか。
  • 槍の上にはミトラ教のフリジア帽。
  • 槍はマルドックの象徴。マルドック=ギルガメシュ説もある。

フランス人権宣言はエンキ派だということだろう。

ミトラ神

フランス共和国 国歌「ラ・マルセイエーズ」(La Marseillaise)

行こう 祖国の子供たちよ
栄光の日が来た!
私たちに対して 暴政の
血まみれの旗が上がった
血まみれの旗が上がった

聞こえるか 戦場の
残酷な軍人のうなりが?
彼らは私たちの腕の中まで来て
私たちの息子や妻の 喉を掻き切って殺す!

武器をもて 市民よ
軍隊を組め
向かおう 向かおう!
けがれた血が
私たちの田畑をうるおすまで!


これこそ、民衆が立ち上がった革命の歌ではないのか?


さて、ミトラのかぶっているフリジア帽。色々なところで見かける。

アルゼンチン軍
キューバ軍
アメリカ陸軍

ニカラグア郡
サンタカタリーナ州章
ボリビア軍
ハイチ国旗

翻って、英国を見てみる。

エリザベス2世の紋章

エリザベス2世の紋章である。右側のユニコーンはエンキドゥの三角の象徴だろう。そして左側のライオンがエンリル。一番上に再びエンリル。エンキドゥに鎖がつけられている。

エリザベスはエンリル派だということだろう。

イギリス 国歌「女王陛下万歳」(God save the Queen)

神よ我らが慈悲深き
女王陛下を守りたまえ
我等が高貴なる女王陛下の永らえんことを
神よ我らが女王陛下を守りたまえ
勝利・幸福そして栄光を捧げよ
御代の永らえんことを
神よ我らが女王陛下を守りたまえ

おお主よ、我等が神は立ち上がり
敵を蹴散らし、潰走させ、
姑息な罠をも打ち破りたもうた
我等の望みは汝にあり
神よ我らを守りたまえ

これはひたすら君主を讚える歌である。



この話題は、図書館でギルガメシュ叙事詩を読んだ後で、また書くこととする。