2022年1月4日18時23分に撮影した月。
月齢1.4 月入18時43分52秒。


そして先日、1月9日22時9分。北の空に瞬く物体を見つけた。

この星のようなものは、北の空にあり、何枚か撮影していると、突然見えなくなってしまった。
そして次の日、同じ時刻に北の空を見ると、この2つの光る物体はなかった。
星ではなかったのかもしれない。



すでに、星はお伽話のアイテムではなくなってしまった。

「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの()のためならば僕のからだなんか百ぺん()いてもかまわない。」
「うん。僕だってそうだ。」カムパネルラの眼にはきれいな()がうかんでいました。
「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」ジョバンニが云いました。
「僕わからない。」カムパネルラがぼんやり云いました。




真実と夢想の壁を取り払ってしまいたい。
わたしは、ここが海の底ではないということさえ証明できないのだ。

どこかで大きな勘違いをしているのではないか。
そんな思いがわたしの中で青く渦巻いている。