この世のこと, 心理, 批評, 日々のこと fetishism、ゲシュタルト崩壊、フェティシズム、谷崎潤一郎 フェティシズムの本質は想像力とゲシュタルト崩壊ではないか 2020年4月9日 フェティシズムは異常性欲として語られることが多いが、はたしてそうだろうか。神は細部に宿るというが、美もディテールに宿ると思う。谷崎潤一郎は「刺青」から晩年の「瘋癲老人日記」まで、女性の足にこだわり、田山花袋は「布団」で女性が使っていた布団に顔をうずめた。