心理, 日々のこと, 日記 中島敦、山月記、羞恥心、自尊心 人にとって自尊心ほど厄介なものはない 2021年9月18日 人にとって自尊心ほど厄介なものはない。李徴は、才ある若者だった。潔くないことを恥とした。しかし、心に猛獣を飼っていた。臆病な自尊心と、尊大な羞恥心。 そして李徴は自ら虎と化した。 虎と化すことを潔しとしたのか、それしか道はなかったのか・・。わたしは虎と化した李徴と会ってみたい。 そう思うのだ。
心理, 批評 BDSM、エロチシズム、三島、三島由紀夫、緊縛、雪村春樹 緊縛というものが成立されるためには、わたしと他者が波動を重なり合わせていなくてはならない。 2021年5月30日 「一番猥褻なものはなにか。それは縛られた女の体だ」そして三島はこう続ける。 「他者とは意思を持った主体であり、相手が意思を封鎖されている、相手が主体的な動作を起こせない、そういう状況が最もエロチシズムに訴える。」この三島の言葉は浅い。
心理, 日々のこと, 日記 ヒンドゥー、夢、女神、日記、蛇 ヒンドゥーの女神が手のひらで踊った夢 2021年5月6日 指先から小さな白い蛇が這ってきて女神に変身した。 女神は、手のひらから1cm程浮いたところで、見事な舞いを見せた。 ヒンドゥーの女神のようである。 わたしの手のひらで踊ったのは間違いなく彼女である。
心理, 批評, 日々のこと, 日記, 言葉 マトリックス、春、時間、雨 雨、春に降る、音もなく降る 2021年4月12日 「10秒で判断と行動を済ませることが出来る課題があるとする。 そんな課題には20秒、いや、1分以上時間をかける方がいい。半日かけてもいい。 そうすれば、自神が介在することも出来るし、もしかしたら、妖精まで舞い降りてくるかも知れない。 あらゆることに、適切な「間」は必要なのだ。」
心理, 批評, 日々のこと, 日記 忘却力、日記、自己愛 忘却は何物にも勝る力であると感じる 2021年2月18日 「自己愛がなければ隣人愛を育めない。 自己愛が強すぎると反発して自分を嫌いな人をとことん叩く。 自己愛があまりにもないと自分を愛してくれる人を突き放してしまう。 」
心理, 日々のこと, 日記 この世、ホログラム、日記、男性、障害 この世はわたしを映し出している 2021年1月23日 昨年秋まで、障害を持った男性が、杖をつきながら2頭の犬を散歩させていた。 明らかに保健所に持ち込まれたれた年老いた犬である。この2頭の犬は、男性の横をゆっくりと歩きながら、時折男性の表情を見上げていた。そして、決して男性の前を歩くことはなかった。
この世のこと, 心理, 日々のこと, 日記 ラジオ、丑三つ、幽体、肉体、魂 ベッドに入ってきた女性に囁かれた丑三つの夜 2021年1月10日 1月8日未明。気がつくと、ラジオのタイマーが切れている。習慣でラジオの電源を入れると、5秒くらいで切れる。再び電源を入れる。また、5秒くらいで電源が切れる。電池は2日前に交換したばかりだ。
心理, 日々のこと, 日記 エンパス、ヘヨカ、共感力 エンパスもヘヨカも知らないけれど、わたしのことを語っている 2020年12月11日 エンパスの最も顕著な特徴は、他の人に対して共感する力が高いということです。 で、その中でも最も強力な少数の人たちがヘヨカと呼ばれます。 インディアンの間でヘヨカは神聖な道化師ピエロを意味します。そして、周りの人々を映し出す鏡とも考えられています。彼らは自分の周りのネガティブなエネルギーを吸収して取り除くことができます
小品, 心理, 日々のこと BDSM、ベル、拘束、縄、電話 電話のベルが鳴る。電話のベルが鳴る。 2020年6月9日 夏の夜の風をいっぱいに受けながら、わたしは車を走らせていた。 彼女は外泊はおろか、外出さえも許されていなかった。 上着の内ポケットに入れた彼女の写真。 終わることのない道。 頭の中で電話のベルが鳴る。 そして、電話のベルが鳴る。