卒業式がなかった君たちに

私も訳あって卒業式に出られなかった。あの、世界が輝かしかった時代、木々のさざめきが愛おしかった日々、目の前に起きることがみんな初めてのことだったのに、体が勝手に反応した思い出。

それらにピリオドを打つことなく私は社会に転がり出た。

でもね、ピリオドなんて打つ必要はない。大人の仲間入りなどする必要などない。君たちは君たち自身を大切に、生き続けていけばいい。立派な社会人なんてものは嘘っぱちだ。社会の部品になってはいけない。

あらゆるものに疑問を持ち、自分で行動し、自分で考えることこそ、君たちの糧になっていく。

未来の社会は君たちが作り上げていくものなのだ。

卒業式がなかった君たちに、「ありがとう・さようなら」

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