第二次大戦は忌まわしいやらせである。
書き始めるときりがない。
ほろほろこぼれる
白い花を
受けて泣いて居た
愛らしい 貴女よ
おぼえて居るかい
森の小径
僕も哀しくて
青い空 仰いだ
何にも言わずに
いつか寄せた
小さな肩だった
白い花 夢かよ
作詞:佐伯孝夫 作曲:灰田有紀彦
灰田勝彦の「森の小径」である。
この唄、実は第二次大戦の特攻隊の方々の愛唱歌だった。
彼らは軍歌を歌いながら敵艦に突っ込んだのではない。
少なくとも、出撃までは、青い空を眺めながら、恋人のことを想い、この優しい唄を口ずさんでいたのである。
私は、戦争を赦せない。
戦争を仕組んだ奴らを赦さない。