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観察者がいないと現実は存在しない

「今を生きる」という。「今しか存在しない」という。

 

理屈はわかるが、できない。

記憶を消すことはできないし、時々その記憶にピーナッツバターをかけて、ゆっくりと舐め続けることもある。

また、若い女の子と裸でベッドに横たわってその白いお腹を見ていると、自分が時をさかのぼったような感覚に襲われることもある。

 

色々なことがあったし、これからも色々なことがある。

それでいいじゃないか。

死ぬときは来るのだし、私が今生きているという証などどこにもない。

認識している自分がいるだけなのかもしれないし、別の次元では違うことが起きているのかもしれない。

 

観察者がいないと現実は存在しない。

私は今も昔も観察者である。

しかし、目の前に出現することに喜び悲しみ憤る。

それでもいいじゃないか。

 

先日来、部屋でラップ音がする。

電気がショートして弾けるような音だ。

数日経っても止まらないので、

 

「やかましいぞ、こら」

 

と一喝したら、それ以後、音はしなくなった。

 

現実は案外面白いものかもしれない。

 

 

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